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テヘラン都市交通システム建設プロジェクト発掘・形成調査

運輸・交通計画都市開発・コミュニティ開発
中東・北アフリカ
発注者名 国際協力銀行
国・地域名 イラン
テヘラン市ではモータリゼーションの進展から世帯当たり自動車保有台数が急増し、これと対応すべき市街部における道路基盤整備が追いつかず、朝夕に限らず慢性的な交通渋滞が顕在化し、市民生活に大きな負担となっている。バス路線のほか、近年、市内を南北および東西に走る複数の地下鉄路線が供用され始め、乗車率の高さとあいまって、マストラが都市交通の重要な担い手となり始めた。一方、このようなマストラとは別にテヘラン市では都心部の代替交通モードとしてライトレール輸送 (Light Rail Transit=LRT) による幾つかの路線を構想していた。これには新しい交通技術を必要とすることから、日本側にそのフィージビリティ調査を要請してきたものである。複数選定ルート案について、(1)ルート・駅位置のレビュー、(2)需要予測、(3)最適システムの選定、(4)運行計画、(5)土木構造物計画、(6)駅計画、(7)環境影響評価、(8)経済・財務評価、の項目からの検討を行った。最終的には、これらの結果をまとめ、技術、経済性、環境の面から総合評価を行った。