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モンゴル国自然環境観光省と日本国環境省は、日本・モンゴル環境政策対話を通じて、環境保護政策における二カ国間協力に合意した。その中でエコツーリズムを環境保護への意識を高める手段の一つとして捉え、エコツーリズム推進調査が2008年9月に開始され、2011年3月に終了する。
本調査は、エコツーリズムの推進を目的とする。モンゴルにおいてエコツーリズムは新しいコンセプトであるが、環境の劣化を引き起こしかねない遊牧生活に代わり収入向上や雇用創出の機会として注目されている。本調査では、３つのモデル地域を選定し、そこでエコツーリズム推進のための持続可能な体制を確立し、住民のエコツアー商品開発能力の開発やガイド技術の向上が図られている。モデルエリアで得られた知見を基に、エコツーリズムマニュアルを作成し関係者や関心のある人々に配布する。