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中核都市包括的開発機能強化プロジェクト

ガバナンス・行財政都市開発・コミュニティ開発
東南アジア・南アジア
発注者名 国際協力機構
国・地域名 バングラデシュ
バングラデシュ国では、国家として独立した1972年より、急速な都市化を経験している。2010年時点で全人口の28.1%(41.8百万人)が都市に居住している。年間約6%のスピードで都市化が進んでおり、2035年には人口の40%である7,400万人が都市居住するとされる。バングラデシュ国の都市化は、交通渋滞や環境問題の増加、居住環境の悪化など、多くの弊害を生じさせ、包括的に対処できるようなインフラ整備や仕組みが必要であると認識された。本プロジェクトでは中核都市(CC)として発展を続ける4都市(コミラ、ナラヤンガンジ、ラングプール、ガジプール)を対象として、農村部と都市部の異なった開発ニーズを調整し、開発の推進に加え、従来中央政府が実施してきた事業を含めてCCが計画・管理することを目指し、その実施能力、実施体制を包括的に整備することを目標として実施された。主な業務内容は以下の通り。
(1) 調査対象CCの行財政・インフラに係わる現状について情報収集するとともに、アジア開発銀行や他のドナーで進行中・提案中であるプロジェクトについて整理する。
(2) 地域/地球環境に配慮した都市にすることに留意しつつ、地域開発ビジョンを各CCステークホルダーと協議を重ねながら作成し、ビジョンを反映したインフラ整備計画を策定する。
(3) 持続可能な都市インフラ整備となるよう、支払い能力や支払い意志について検討を重ね、開発から運営・維持管理まで一貫した計画を策定する。
(4) インフラ整備計画に基づき、第1バッジとして円借款により支援可能なプロジェクトを準備するとともに、ローリングプランとして継続的に開発ビジョンの達成をめざすプロジェクト形成・準備が行われ、円借款の要請が適切に行われることをモニタリングする。